LIGHTPARTY 制作日誌

FFXIV5周年記念短編映画集 「LIGHTPARTY」


とういうわけで今年の8月に、
FFXIV5周年記念短編映画集 「LIGHTPARTY」を制作しました!

LIGHTPARTY ウェブサイトはこちら

今回も本当にたくさんの方に見ていただけて、たくさんの感想もいただけました。
本当に本当にありがとうございます。

 

ただの1プレイヤーでしかない私たちが作ったものを、
楽しみにしていただけたり、好きだと言っていただけたり
こんなに幸せなことはありません。

本当にありがとうございました!!!!

あれからだいぶ時間が経ってしまったけれど、色々と落ち着いたこともあって
改めて制作日誌みたいなものを書いていきたいと思います。
(りこちゃんが作ってくれたパンフレットや、イベントでお話した内容と被ってしまうかもしれないけれど)

撮影中のSSはいつも通り全く撮れていないので、
みんながツイッターアップしてくれた #Making_of_LIGHTPARTY をぜひご覧くださいー!!!

 

 

LIGHTPARTYのはじまりはじまり

LIGHT PARTYというタイトルの映画が作りたいと思ったのは今年の2月18日。
いつもiphoneのメモに思いついたこととかをメモってるんだけど、
改めて振り返ってみるとだいぶ前から考えていたんだなぁ。

当時は4本作ろうとまで思っていなかったんだけど、

・作りたいものがたくさんあったこと
・できる限り多くのメンバーに関わってもらえるようにしたかったこと
・PARTYって言葉が、お祭りとも捉えられたから

たくさんのお話があってもいいんじゃないかと思って。

 

2月20日のメモには、
1.KUGANE NIGHT
2.DISTANCE
3.ETHER OCEAN
4.CUTE BATTLE
5.LIGHTPARTY

って書いてあった。
LIGHTAPRTYだから4本がいいなぁと思いつつも
でも五周年だからなぁと、やっぱり5本かなぁって悩んだなぁ。

そこから、やっぱり4本にしよう!と決めた。
どのお話するかは本当にギリギリまで悩んでいたんだけれど。

当初はエンディングで、それぞれのお話を代表する主人公たちが舞台に上がった後に
五周年ちゃんのキャラクターがパーティにジョインして、丸く納めようって考えてたなぁ。
結局、これはやらなかったけれど。

 

それから、みんなにコソコソ相談しながら具体的に4本のお話を考えていって、
みんなに一緒にやらない?ってはじめてちゃんと提案したのは4月20日頃!!

8月毎週公開!!って聞いてみんなはどう思っただろう。
大変なのはもちろん想像できるけれど、それ以上にワクワクしてくれたらいいなって思った。

私自身がワクワクしたかったし、メンバーのみんなにも、映画を見てくれた人にも、
驚いてもらえたらいいなーと。

しばらくブランクがあったし、
私が勝手にやりたいことを、また無遠慮に押し付けていいのかたくさん悩んだ。
嫌な思いをする人もいるだろうし、映画を作り終わった後に失うものもあるだろうなぁと。

それでも、みんなで作る、みんなで作れる”映画”っていうものが私はとても楽しくて、好きで、
どうしてもワガママをやめられなかった。

性格悪いし、重すぎだなぁと思うんだけど、
これが私だから本当にごめんって謝った記憶が…笑

 

 

制作準備編

LIGHTPARTYやるよ!!!ミーティングの後、
五月はひたすら絵コンテを描いてました。

もう全体のスケジュールは組んでいて、
5月に絵コンテや小道具などの必要資料終わらせて6月2周目から撮影。
1週間撮影、1週間編集、1週間準備のサイクルで8月毎週土曜に公開。といった感じ。

 

正方形のクロッキー帳が好きで、いつもそこにストーリー構成や絵コンテを描いてるんだけど
今回は1ヶ月で3冊消費したなぁ!!

みんなが楽しそうに動いてる設計図を見ているのは描いてる自分でも本当に楽しくて、宝物だ。

 

 

LALA BATTLE

 

これはもうずーーっとやりたかったミュージカル風味の映画。
多分一番最初に思いついたのは2年前くらいだったと思う。

途中の細かい演出は置いておいて、大体の流れはすでにできていたから
まず音楽を編集することから始めました。

 

大体の流れが収まって、なおかつ曲の流れもしっかりとストーリーに合うように編集し直して
そこからコンマ秒単位でざっくり演出を決めていってから、絵コンテに。

そこから、衣装とハウジングのイメージを洗い出して、
ティムやんと衣装担当のくれしゃとリコちゃんに依頼。

 

ララバトの登場人物にはわかりやすくそれぞれテーマカラーがあって
それをハウジングにも衣装にもうまく落とし込んでもらえたので
テンポよく切り替わるカットの中でもとても分かりやすくなったんじゃないかなーと思います!

ちなみに4部作の中で一番目に選んだのは、とてもキャッチーな映像になると分かっていたので
とりあえず見てもらえたら、他のお話にも興味を持ってもらえるんじゃないかと思ったから。
尺も短いし!

 

実際の撮影では、
演技で魅せるよりも、テンポよくカットを切り替えていく撮影だったので
実は今までで一番楽でした!

FFXIV内で演技をするのはとても難しいです。
ゆっくりと歩き出し、振り返って微笑んでから手を振る
みたいな演技を、1カットでやろうとすると、ゲームで操作してる感じがめちゃくちゃ出ちゃうんですよね。
だから、映画を作るとき(絵コンテ描くとき)は、その違和感を減らす作業を注意深くするんだけど
今回は作品自体がカットを細かく切っていっていいものだったので編集でどうにかできることも多く
撮影はかなり順調だったんじゃないかなー!

 

もちろん、細かい演技を考える準備だったり、ハウジングはとても大変だったと思うけど。
だからこそ、みんなのちょっとした表情だったり細かい部分を見てもらえたら嬉しいです!

 

最後の「なうふぉー!!!」の時の顔とか最高です!!!

 

 

 

POSYOU!!

 

これも実は2年前から考えていたもので、
当時は1分くらいのショートムービーでした。
絵本で作ろうと思った時期もあったかな。

 

初めは逆で、身長差を全然気にしてないカップルのお話でした。
二人は仲良く暮らして、ララおじいちゃんとエレおばあちゃんになって、
おばあちゃんが先に亡くなってしまって。
自分と同じ高さになった墓石の前で、悲しそうに微笑むララおじいちゃんみたいな。

特にはっきりとしたストーリーではなくて、
なんとなく頭の中に出てきたイメージPVみたいなものでした。

でもずっーと頭の片隅に残っていて
今回形を変えて6分くらいのお話に生まれ変わりました。

 

身長だったり、見た目だったり、精神的なものだったり、
なんでもいいんだけど自分に自信がないものがあって
上手に自分を認めてあげられないと、なかなか人を好きになるのも難しいですよね。

その人自身じゃなくて、その人を通して自分ばかり見てしまって
頑張ろう!こんなじゃダメだ..みたいなのを繰り返してしまったり。
えぇ..私のことです…。

そんなこと求められてるわけじゃないのに、
こうしよう!ああしよう!って見当違いのことをしてしまって
逆に傷つけちゃったりすることもあります。
自分を大きく見せてみたり、服装で自分を着飾ってみたり。

ララくんは、少しは自分を好きになれたかな。
そうだったらいいな。

 

撮影のことでいうと、今回はグルポをフル活用しました!

FCやフレンドが一緒じゃないと、グルポに反映されないことを利用して、
カメラのファインダーのズームを再現したり。

また、あえて時間を止める人を作ることによって、
二人以外の時間が止まってるような演出をしてみたり。

 

こっちはもう10年くらい前からやりたかったことで
映画フローズンタイムからモロに影響されてます!

合成とかうまくできないしなぁって思ってたけど、
グルポを使うことでできるとは!!!!

二人の愛らしさはもちろん
POSYOU!!にもいろんなアイディアが入ってますので
どうやって撮ってるんだろー!みたいに細かい部分も
よく見ていただけたら嬉しいです!

 

何より今回一番テンション上がったのがこれ!!

 

ハウス内スタジオ!!
本当の映画のスタジオみたいで楽しかった……

 

 

 

SIDESTORY

 

最後までやるか本当に悩んだお話。
もともとETHEROCEANっていう、オスッテ二人の映画にしようと思っていたのだけれど
色々悩んでこちらに。

紅蓮で新しく追加されたモノもちゃんと何か作りたいなーって思ってて
最初はドマでのお話だったかなぁ。

あとは、3人の真実を冒険者(あなた)が超える力で知る とか
いろんなメモだけは残ってるんだけど、なかなかそれらがうまく結びつかなくて
絵コンテも一番書き直したかもしれない。

 

最後まで悩んだ一番の理由は、”プレイヤー”のお話ではないから。

こういう風に遊んでる誰かがいるかもなぁって想像できるお話じゃなくて
FFXIVのストーリーを元にした完全なフィクションになってしまう。

いやいや、こんなことおかしいじゃんって
疑問をちょっとでも浮かんでしまったらお話として成立しないし、
何より見てもらう人に楽しんでもらえないものを作っても仕方がない。
みんながどんなにいい演技をしてもそれを壊してしまうし…

だから本当にララバトやPOSYOU!!撮影中も悩んでいたんだけど
最後はもう「エーテルスカイだってそうじゃん!行っちゃえ行っちゃえ!」
みたいな半分諦め気味に…笑

 

作って見て感じたのは

といといのメンバーは、この世界で生きているんだなぁと思ったこと。

うまく話せないんだけど、

私にとって、みんなは完全にプレイヤーではないんです。
もちろん、画面の向こうにそれぞれみんなが居るんだけど

みんなそれぞれこの世界を生きている誰かであって、
私もそのひとりとして、この世界を生きるみんなに会いにきているイメージがあって。

そして、といといにはみんなそれを自然に尊重している雰囲気があります。

だから私にとって、SIDESTORYは作り物というよりも
みんながこの世界を生きてきて、実は前にこういうことがあってね…
と、昔話を聞いているような、そんな風に感じたなぁ。

 

撮影中のお話でいうと、
すでにめちゃくちゃ疲れてました笑

私もそうだしみんなもそう。
こんなに連続で長い間撮影することのなかったし、
4本作るとか言った馬鹿は誰だ!!!って冗談で言ったり笑

それでもみんな変わらず、一緒に楽しんでくれて
本当に感謝しかないです。

本当に文化祭みたいだったな。
みんなで演劇の準備をしてるみたいな。

そんな思いが、LIGHTPARTYに続いていきます。

 

 

 

LIGHTAPRTY

 

ついに最終話!!!

LIGHTPARTYを作る前に、予告編は公開しないとララバトルに間に合わなかったので
実は予告編での映像は、先行撮影したものです。

舞台を使った演劇と、実際の冒険のイメージを織り交ぜて
私たちが冒険者として過ごしてきた時間と、みんなで作り上げてきたものを
この世界を生きてきた誰かにも共感してもらえるようなものが作れたら〜と考えていました。

 

どんな舞台で、どう進行していくかは決まっていなかったけど
そもそもハウジングでどこまで再現できるかもわからなかったし、
だからプロトタイプとして、イフリートをティムやんにお願いして見たところ…

 

クオリティ高すぎいいい!!これはいける!!!!!!

と思って、再現可能というよりも「ティムやんならやってくれる!」
というだいぶ無茶振りな考えで絵コンテを進めていきました笑

撮影用ステージは3つあって、ティムやんが2日くらいで3ステージ作成
1日でステージ撮影して、もう1日でロケ撮影。
その間にティムやんがもう3ステージ作成….

という、かなり厳しいスケジュールの中で
もちろん妥協した部分もあると思うんだけど、
どれも素敵なステージを作ってくれました。
本当にありがとう。

 

今回は冒険が進に連れて装備も変わるし、とにかく衣装班も大変だったと思う。
LIGHTPARTYは主にくれしゃが担当していて(りこちゃんはパンフに集中期間)
ひとりあたり6~8着を代役分も合わせて8人分くらい用意してくれました。
本当にありがとー!!

基本的に、撮影が始まると撮り終わった部分を簡単につなげて
メンバーに見せています。

自分たちがどんなものを作っているのか理解しやすくなるし
それがうまく表現できていたら、残りの撮影のテンションもあがるし。

私自身も、つないでいくうちに「あー!これはいいものになる!!」っていう実感を持てたりします。

LIGHTPARTYでは、なかなかその感覚が来ませんでした。

映画を作るのはもちろん楽しいからなんだけど、
作ってる間は、本当に不安でいっぱいです。

メンバーにちゃんと満足してもらえるものになるのか
私たちだけが楽しいものにしかならないんじゃないか
どうしてこんなこと始めてしまったんだろうとか
普通に遊んでるだけで、ただそれだけで幸せなのに
みんなを巻き込んでこんな大変な想いをさせて
いったい自分は何をしてるんだろうか

LIGHTPARTYは、ロケーションが多かったり
一度に参加する人数も多かったりと
結局撮影自体は2週間ちょっとかかってしまっていました。

 

すでにLALA BATTLEと、POSYOU!!は公開していて
たまっていたスケジュールの貯金も切れてきて
ただただ苦しかった。

それでも頑張れたのは、
どんなときもずっと一緒に隣を走ってくれてみんなと、
見てくださった皆様の温かいコメントです。

エキストラのみなさまのご協力や温かい応援も本当に助けになりました。
本当に本当にありがとうございます!!

 

映画を作るのはもちろん“楽しい”から。

webサイトを作ったり、予告編を公開してみたり、

まるで本当に映画製作みたいにやれば

“楽しい”が“ワクワク”にもなるし、

それがたくさんの人に見てもらえたら

“ワクワク”が“ドキドキ”にもなります。

自分の中で、ようやく光が見えたのは
完成する2日前くらい、完成したのが公開日の23時くらいだったので、本当にぎりぎり。

劇団ハイデリアの舞台が終わって、
ティムやん演じる団長が涙を流すシーンで
思わずつられて泣いてしまいました。

 

大丈夫だよ。ちゃんとうまく作れたよ。
みんなと一緒に、ここまできたんだよ。
歓声の声が聞こえるでしょ? ほら、顔をあげて。

なーんて言われてような気がして。

 

エオルゼアで映画を作ることは、
とても不自由なことがたくさんあります。

動きも、カメラも、天気も、時間も限られている。

それでも、私にとってはとっても自由なんです。

大好きなみんなと、大好きな遊びができて、それをたくさんの人に見てもらえる

こんなに自由なことはありません。

そんな自由をくれたのは間違いなく、
この世界と、この世界で出会ったみんなと、この世界でつながっているあなたのおかげです。

大げさだなぁって笑われるだろうか。

 

それでも私は声を大にして言えます。

We love this world :)

本当にありがとうございました!!

 

 

 

Comments (4)

  • クロウ
    クロウ November 5, 2018

    映画撮影はとても楽しいし、大切な思い出♪
    (*⁰▿⁰*)

    • zaneko
      zaneko November 5, 2018

      楽しかったねー!!!一生の思い出!!!!:)

  • りこ
    りこ November 5, 2018

    みんなで作りあげていくわくわくどきどきだったり、やりきった時の感動だったり。本当に文化祭みたいにたのしかった。なんにも変えられない幸せな体験だったよ。ありがとう!

    • zaneko
      zaneko November 5, 2018

      ねー!!本当に文化祭みたいだった。後夜祭も打ち上げもやったしね!!
      りこちゃんも本当にありがとー!

Leave a comment

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

© 2018 ZANEKONPU :*)

Copyright (C) 2010 - 2018 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. 記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。